無名の女性写真家ビビアン・メイヤーの話題を幾つか
募金中のビビアン・メイヤーのドキュメンタリー映画の資金総額は目標額の倍を超え増加中。募金に応じている人は2011年1月中旬現在、千人近い。
ビビアンの写真を発掘したジョン・マルーフ青年のインタビュー。独断でまとめると
- ジョンは写真に興味が無かったが執筆している本に使う古い写真を探していた
- 古物商オークションでビビアンのフィルムや写真を見つけ、落札した
- ビビアンの写真は本には使わなかったが、興味をそそられ自ら撮るようになった
- ビビアンが撮ったのと同じ場所で写真を撮ってみたりしてさらにハマった
- 未現像のモノクロネガは限界まで時間を掛けて現像している(スタンド現像?)
- カラーフィルム現像はうまくいかないのでコダックに協力を要請する
- ビビアンの写真を将来どうするかはまだ決まっていない
以下ビビアンについて新しくわかった事
- 1949年頃に写真をはじめた。
- 最初はヘタだったが1951年には技術とスタイルが確立していた
- 1970年代半ばまで同じスタイルで撮り続けた
- 1971年以降暗室が使えなくなり未現像フィルムがたまるようになった
- 1970年代後半からはライカで35ミリのカラーを撮るようになった。
- カラーに転向してからは社会的なテーマや抽象的な写真を撮るようになった