SL66 Bay VI

ギアが噛んで不動になったローライフレックスSL66がこないだ帰ってきた。 修理はカリフォルニアのハリーさん、と言えばアメリカでは知る人ぞ知るトップクラスの人に頼んだ。壊れたところをなおした上にフォーカスギアが引っかかるのをなおし、シャッターのオーバーホールまでしたので巻き上げもフォーカスもとてもスムースだ。修理費はちとかさんだが。

で、持ち出してどんどん撮りたいんだけど問題がひとつある。 ワタシはカメラはフード無しでクランプラーのバッグに放り込んで持ち歩く。だからフィルターは必須なのだが、これが高価なのだ。

SL66のレンズは80プラナーと50ディスタゴンを持っているが、両方ともフィルターはバヨネットVIのマウントを使う。 このBay VIフィルターはワイドローライと共通だ。 このワイドローライが骨董品扱いのやたらと高価な曲者カメラなのだ。幸いこのカメラ自体には興味が無いので大散財は免れているが、ワイドローライで使えるアクセサリーはどれも値段がつり上がってしまっている。 風吹いて桶屋が儲かる的な連鎖反応でSL66のフィルターはやたらと高価なのだ。Bay 6のUVフィルターにオレンジフィルターにNDフィルターとそろえたら今回の修理費以上の金額になってしまう。

しょうがないのでBay 6->67ミリフィルターのアダプターを使おうか思案中だ。 67ミリはSWCに使っているので共用できそうだし。

eBayで安いのが出てくるのを待つとするか。