以前DP−12の曇った接眼レンズの事を書いた。接眼レンズは交換部品が手に入らないのでジャンクのDPファインダーを入手して部品取りに使う事にした。
ジャンクのファインダーはeBayに良く出品され、不動品のDP−1が30ドル近くで落札されている。でも小さな接眼レンズ一個のために30ドルはキツい。ところが中古カメラの通販サイト、www.keh.comには不動品のDP−1が17ドルで売っていた。
最近、不思議と販売店とeBayの価格の逆転を見る事が多い。
で、KEHに注文したのが届き、今日接眼レンズを交換した。これでF2兄弟は何も不具合が無くなった。持ち出してガンガン撮るぞ。
で、購入したジャンクのファインダー、不動品と言えどDP−1を見るのは初めてだったのでF2ボディに付けて覗いてみた。 中はDP−11とほとんど一緒だ。ふーん。と、ガチャガチャやってるとメーター針が動いてる事に気がついた。レンズつけて単体露出計と比べると合ってるじゃん。不動品どころか完動品だ。
KEHは良心的なので有名だが、さすがに完動品をジャンク扱いにして売るのはおかしな話だ。一応連絡しておいた。このDP−1は部品取り不動品としてeBayに出すつもりだったのだが、動くとなると手放す気がしなくなってきた。なぜならDP-1は古いNon-Aiのニッコールレンズと互換性が良いのだ。
となると接眼レンズ取りにまたジャンクのDPファインダーを探さないとならない。それどころか今度はオールドニッコールも探さないとならない(?!)。
道のりは長い。