アオリを使った写真を撮ってみたい。 アオリとはもともと遠近両方にピントをあわせるのに使うんだけど、逆にもできる。 ピントが合っていないところのボケを強調する事もできるのだ。
ニコンの一眼レフ用のレンズが手っ取り早いのだけどこれが高い。 ちょっと試してみよう、なんていう金額ではない。 ペンタコン6マウントのレンズをアオリで使えるアダプターでも良いかと思ったけど、35ミリフィルムでやるのはなんかつまらない。 どうせやるなら中判でやろうよ。
と言うことでマミヤ・スーパー23と言うカメラにずっと興味があった。 このカメラはレンズではなくフィルムが入っている部分が可動でアオル事ができる。 ただもともと報道カメラマンだの卒業写真とかに使われていたカメラで機能美はゼロ。 まるで弁当箱にレンズが付いてるようだ。
でも幸いたまたま出物を見つけた。 Graflokのフィルムバック付きで、これはマミヤRB67とかグラフレックスとかも共通で使えるし、ピントグラスも付いてくる。 90ミリの沈胴レンズも付いてきた。
このレンズ、内部エレメントに曇りがあったのを中途半端に掃除した跡がある。 ま、いっか。 あおってボケるのがいいんだから。
と言うことで週末はこれ持ってお出かけですな。