シャッタースピード計測

Shutter Speed Testing
D200, Nikon 60mm F/2.8D AF Micro Nikkor

ライカM4-Pで露出が変なのに気づいてからシャッタースピードを測ってみようと思っていた。

フォトダイオードを使った回路をバラックで組めばできちゃうんだけど、ちゃんと箱に入れて作るのはめんどくさいし。 と思っていたらワタシが作るつもりだった装置をそのまんま売ってる人を見つけた。

日本円に直すと5000円ぐらい。 それぐらいだったら買っちゃっうという微妙に安い値段。買ってみたら本当に手作りで手書きでオン・オフとか書いてあった。 ちょっと手を入れなきゃならなかったけど自分で作るより楽なのは確かだ。

Shutter Speed Readout

実際の計測は手持ちのデジタルオシロスコープでシャッターが開閉した時に出るパルスの間隔を計った。

で、いろいろ計ってたら変な速度なのはまだしもフィルム面の左右は中央と微妙にシャッター開閉のタイミングが違うのもわかった。シャッター幕が二つあって、一つはシャッターを開け、もう一つが後から走り出してシャッターを閉じる仕組みだ。この間隔が左右で違うのだ。

ビネッティングみたいに見えるのもどうやらシャッターの調整がおかしいかららしい。 M4-Pを使い出したとたんに露出が下手になった気がしたけど、ほんとにカメラがおかしかったからだったんだな。

道具のせいにするのは気が引けるけどほんとにおかしいんだって。

他のカメラも測ってみた。 バルナックライカはボディをはずさないと計測できないのでやらなかったけど、一番正確だったのはコダックのシグネット35だった。

それにしてはシグネットでまともな写真撮れた試しがないんだけどな。 やっぱり技量不足ってことかな。