子供の頃にいろいろお稽古ごとだの英会話だのやらされるじゃないですか。あれって実際に効果があるのだろうか。
自分は子供の頃外国に住んでたが英語ができなかったのでスコットランド人の英語の家庭教師までつけられていた。とびきり良い英語教育の環境だったわけだけど、はっきり言って大した効果は無かったと思う。
それと母親はなぜか子供の自分に熱心に料理やケーキ作りを教えこんでいた。それなりに自分でできた記憶があるが、ちょっと大きくなったらケーキの焼き方もろくに覚えていなかった。
他にも幾つかあったが、はっきり言って自分の子供の頃の英才教育みたいなもので実がなったものは何一つ無い。自分の出来が悪かったというのは大いにあるが、親は随分と無駄な事してたんじゃないのか。
ただ、英語だの料理だのに子供の頃に触れたせいで大人になってからそういうものに気軽に飛び込むことができた。今の自分の英語も料理も年月が経ってから自分で一から身につけた事だけど、それができたのは子供の頃の経験があるから「できないことではなさそう」と思えたからだと思う。
まぁ子供に何かを身近に感じてもらうためだったらもっと経済的なアプローチがあると思うのだけど、英才教育に親が費やす費用と時間は全くの無駄では無いのかもしれない。