日本語で栄養価が高いとか低いとか言う。英語にも同じ意味の言葉はあるのだけど感覚が違うようだ。
日本語では「栄養価が高い」という場合はビタミンだの食物繊維が多いと言う意味で、「栄養価が低い」と言うのは低カロリーって感覚のようだ。だから栄養価が高い食べ物は健康に良くて、栄養価が低い食べ物はダイエットになって体に良い。
要するに日本では何食べても何らかの理由で体に良いって感覚なのか。
肥満の国アメリカではそうは行かない。ただでさえものすごい量を食べるから日本みたいに栄養価が高い食べ物を選ぶ、という感覚はあまりない。アメリカで一番健康的とされるカリフォルニアでも肥満は多い。カロリー取り過ぎなのだ。栄養とりすぎだから逆に栄養をどう制限するかが問題になる。
なのでアメリカで売っている食品は全てに脂肪・炭水化物・タンパク質・塩分など、どれだけ食べるとそれぞれ一日摂取量の何割になるかと表示されている。
自分も栄養価表示を見て食べ物を選ぶようにするが、加工食品だとカロリーや脂肪や塩分の何かが摂取過多になるのでだんだんと自炊だけするようになってしまった。BMIは理想値に保てるようになったが、運動して食べ物に気をつけていないとならない。
アメリカで栄養価が高いのは問題なのだ。