業務でフルタイムで人を雇うほど量が無い仕事でスペシャリストが必要になる事がある。自分の今の仕事だとデザインとかデータベースまわりのインフラ変更とかだ。
単発でロゴ作るレベルの仕事だったらクラウドソーシングで良いんだけど、ちょっとこみいってくると話を通じるところからはじめないとならない。毎回一から説明して出来上がりをレビューして最悪やり直させてとなる。そういうのは話が通じてる外注先の方が良いのだ。
そういう外注先、フリーランスのデザイナーやDBAの報酬はマーケットレートで決まる。市場価格の範囲内なら値切ったりする事はまず無い。まともなアメリカの会社ならみな同じだと思う。フリーランスで仕事取って食べていける人たちがマーケットレートより低い値段で仕事する訳無い。需給原則は冷徹だ。
ウェブサイトにしろアプリにしろより速く商品を市場に送り出したほうがより速く価値が出る。英語で速さをベロシティーと言う。アジャイル開発でも使う言葉だが、ビジネスでもベロシティーは金なりだ。
フリーランスに払う金額数万円を削り、支払いを引き伸ばし踏み倒したり、といった話は時折聞く。少しでも損を減らそう、という考えなのだろうが、それは損切りであって成長ではない。かえってコストかけてるし。
そういうビジネスは自分で将来性が無いと認めているのだと思う。