ウチから車で10分も走らない距離に南アフリカ料理の店がある。
南アフリカ料理は全く知らないけど興味はある。今日ついに行ってきた。
さて、食べてみた感想は....
不思議と慣れ親しんだ味だった。
カレーが美味い
知らなかったけれども南アフリカにはインドやインドネシア系の人口がけっこう多いそうで、両方の系統のカレーがあるそうだ。
自分は新しい店でカレーを試すときはたいていラム・カレーを注文してみる。 ラムの火の通し方や味付け方はけっこう好き嫌いが分かれるが、この店は合格点。
味は特にインド風でもマレー風でも無く、自分たちでスパイス挽いて味付けしてます、という感じ。それがけっこう上手だった。
サイドの人参のチャツネとピクルスは自家製でこれもなかなか良かった。
ミートパイの思い出
自分は小さいころオーストラリアに住んでいて、ミートパイやソーセージ・ロールを良く食べていた。ミートパイはアメリカ人はあまり食べないが、イギリス圏では肉を使ったパイは普通の食べ物だ。
もっともミートパイもソーセージ・ロールも美味しかった記憶は無い。子供だったからお昼になって腹ペコになると、「ソーセージ・ロール」や「ミートパイ」というとっても美味しそうな名前に惹かれてちょっとワクワクしながら買っていた。
だが、そのたびに「あまり美味しくないじゃん」、と思いながら食べていたような記憶もある。
それだけでなく、次の日にはすっかり忘れて、「ソーセージロール」って美味しそう、と買って食べて、と同じ事を繰り返してたような気がする。
ミートパイはタコ焼き
カミさんが店で注文したミートパイは、子供の頃の記憶を上品な味で再現してくれた。ミートパイ、良いよね。
自分がミートパイの食感が良いとか、パイ生地をフォークですくって肉汁と混ぜて食べるのがいい、とか言ってたらカミさんはちょっと不思議そうな顔をしていたが、「そうかこれはあなたにとってのタコ焼きなのね」と納得していた。
そういうものなのか。ミートパイ。
そうそう、この店でペリペリソースに出会った。ハバネロほど辛くないがピリッとして酸味があってなかなか良い。 このソースはちょっと研究しがいがありそう。