まだ音響パネルを全部作ってないのだけど、中低域の気になるクセもだいぶ良くなったので、しばらくいろいろな音楽を聴く事にした。
iTunesにCDを相当数いれてあるのでコンピューターからデジタル出力をDAコンバーター通して聴いてたのだけど、なんかおかしいのだ。 高域が延びてないというか、くすんでいると言うか。 こんなもんだっけ?
最初は音響が変わったからか、とか思ってたけど、こ、これはもしかして、歳とると高域が聴こえなくなって来るアレなのか。 視力も落ちてきてるのに、聴覚までだめとなるといよいよもうダメなのかもしれないぞ。 がっくしだ。
と思いながら念のためにCDを直接聴いてみた。 そしたら断然音が良い。良く見てみるとCDをiTunesに落とす時、ビットレートが低くなってる。圧縮して音質が劣化してるのだ。 設定をロスレス、非圧縮になおしてiTunesに落としなおしたらちゃんとした音質になった。
これで一件落着、と 数百枚あったCDはiTunesにロスレスで落としてから全部チャリティーに寄付してしまった。 データのサイズはとんでもなく大きくなるけどハードディスクは安いし、タイムマシンでバックアップ万全だし、スペースと引き換えだと思えば良い。
試しにiPhoneにゼンハイザーHD600つないで低ビットレートとロスレス音源を聴き比べてみたけど、スピーカーで聴くほど違いがはっきりわからない。iPhoneやiPadはそこそこの音がすると思ってたけどまぁ実のところはこんなもんだろう。
オーディオ機器にコンピューター繋いで音源にするのは抵抗があったんだけど、これでロスレスならOKという気になった。 それよりなによりまだ耳がちゃんと聴こえてて良かった。