SL66 (2)

SL66はベローズがろくろ首のように延びてすごい接写ができる。 ま、ろくろ首接写ならマミヤC330でもできなくはない。だがSL66はその上にレンズを逆付けできて、これがいやーすごい寄れるんだ。 

寄ると露出補正が必要になりシャッタースピードが下がる。 写真のSLはEfkeのISO50フィルムで撮ったからただでさえシャッタースピードが遅い。 こうなると手持ちでは撮れないのでベルボンのカーボン3脚を立てて撮った。

ハッセルでもエクステンション付ければ同じような事はできる。でもエクステンションのシャッターシャフトはすぐ回ってしまって、取り外しのとき気をつけていないとジャムってしまう。それに比べればSL66で接写はいやほんとになんとも便利。 

ただ、SL66マガジンは問題が多いようだ。スペアで買ったマガジンは状態があまり良くなく、フィルムのスタートを感知してくれない。 ローライ修理で米国一って人に問い合わせたら、修理依頼が多すぎて10週間掛かかるって言われた。 

使い慣れはじめたばかりで10週間も別居するのは気が進まないのでこのまましばらく使う事にした。 

前回のブログでコマの片端が明るいと書いたけど、どうもこれは現像の問題らしい。 というのはディアファインから泡が多く発生するようになったのだ。 

CPE-2でグルグル現像していると泡が立ちやすく、以前これでソラリスもあきらめる事になった。 現像液から泡が立ったらまともに現像できない。 リールとタンクは良く洗うとして、ディアファインはそろそろ終わりだな。 次はHC-110でいってみよう。