現像

大分前に中古のフィルム乾燥機を買った。

上部がヒーター付のファンで、その下にフィルムを吊るすようになっている。 そして周りは透明なビニールで囲われている。

この乾燥機は現像はじめてから一番「買ってよかった度数」が高い。なにせフィルムを吊るしてものの10分でフィルムがスキャンできるまで乾いてしまう。

ただ問題もあって、乾燥がはやくて、吊るしたネガにサンディエゴの超硬水が少しでもついていると水滴が流れ落ちる前に蒸発して跡が残ってしまう。 36枚撮りだと流れ落ちる距離も長いからこれには悩まされた。

そこでネオパン1600をJoboのリールに巻いたまま吊るして乾燥させてみたところ、ピカピカのネガになった。 このリビエラのフレームはその一本からだ。

それでは、とフジPro400Hの120カラーネガでやってみたら、これがリールの中でくねくねになってちょっとあせった。 ちゃんと吊るしておいたらまっすぐになったけど。

これは120フィルムの幅の太さのせいかと思ってPotra160CVの35ミリカラーネガでもやってみたらもっとくねくねになった上に、変なぶつぶつまでできてしまった。

乾燥機でもPhotoFloいれた純水できっちり洗ってちゃんと吊るした方が良いようだ。

と言うわけで昨晩は35ミリモノクロ2本、中判カラー2本に、35ミリカラーネガを2本も現像し、スキャンはじめて見事に寝不足となりました。